うみねこのなく頃に散 Episode6 Dawn of the golden witch


相変わらずの奇作。竜騎士クオリティと言えばそれまでだけど、非常にとっつきにくい作品。
それでも、何かしらのパワーや、結論が分かるまではやり続けなければいけない気がするから怖い。
ともかく、ようやくうみねことの付き合い方が分かってきた気がする……。
⇒要は、魔法(と思わせる演出)は、話半分に読み流すべし!w


エピソード6ということで、物語的には真相へ向けて盛り上がってきた感があります。
色々と退屈な描写はあり思うところもありつつ、最終的には、面白かったなぁ、と。
感動も達成感もありませんが、続きを気にさせる手腕は相変わらず凄いです。
これが竜騎士の腕の見せ所。

ただまぁ、ひぐらしに比べて、うみねこは無理やり脱線させて物語を引き伸ばしている感が若干あります。
魔女とは、魔法とは、という思い込ませがあってこその作品とは理解できるけど、あまりにもしつこいw


しっかし振り返ってみれば、各キャラへの印象が大分変わってきました。
まっさか、あのベアトリーチェイカれ顔を見れて嬉しいと思う日が来るとは……。
竜騎士はそういう変はところが凄い。
たまに言語崩壊するところは今も変わらず苦手ですがw

王道って言えば王道なんですけどね。
最初、圧倒的だった敵よりも悪が現れて、最初の敵が味方につくって、まあ燃えますわ。

 愛があれば視える
 愛があるから視えない

などなど、色々と今回はメッセージが多用されてましたね。
別に愛のパワーでうんたらかんたら、という訳ではなくて、ポイントは、思考とか視野。
うみねこ全体の謎に関わってきそうです。一体どこに誤認があるのか……。

あと、竜騎士が期待するうみねこの展開として、ひたすらに物語に対して考えることを求めてますね。
半分以上、八城十八の言葉は竜騎士の本音にも聞こえる……
考え、そして真相にたどり着き、また別の物語として創作されることを望んでいるような。



ゼパルとフルフルの劇場タイプの台詞が好き。
愛だよ、愛!
あと竜騎士絵にしては珍しく、ビジュアルが好きだったりしました。

ヱリカは敢闘賞。性格の悪さがいっそ清々しい。なんかもう、笑える。
戦人はいろいろ駄目でした。


うみねこで一番魅力的な大人は、霧江さんということだけは譲れない。
愛すべきキャラは、郷田ってことでw